小学校で“先生”をしました

オンライン授業イメージ

 先週の金曜日、品川区の小学校で“先生”になって授業をさせてもらいました。

社労士の活動の一環で

 東京都社会保険労務士会の臨海統括支部(港、品川、大田)に「キャリア教育研究会」という有志の集まりがあります。社会貢献活動として「労働・社会保障等に係る学校や地域における教育への取組み」を行っており、「働くこと」や労働法の基礎知識を小中高校で教えています。
 「キャリア教育研究会」のメンバー(先輩社労士が多いです)は前向きに誰かのために働いている方が多くて、いつも良い刺激をもらっています。

初授業がオンライン

 昨年は見学に伺った品川区の某小学校で、今年度は初めて講師を務めることになり準備をしていたものの、緊急事態宣言の発令により学校を訪問しての授業は不可となりました。このまま授業自体中止か?と思っていたのですが校長先生の「ぜひオンラインで」という意向で、オンラインで開催できることになりました。

 事前に通信テストのため行ったリハーサルも本番も、Wi-Fiの使える公共の会議室を借りました。授業中はほとんど教室の方はミュートになっていたので子どもたちの反応がほとんどわからず不安でした。校長先生からは熱心に聞いていたと教えて頂き、一応授業にはなっていたのかなと思います。

授業内容

 授業は6年生全員、2クラスを同時にオンラインで結び、40分間行いました。事前に、宿題として家族など働く人にインタビューをして、働きがいや喜びを感じる点などを聞いてもらっていました。その結果を見ながら大人の働くことと子どもたちの学校でのクラブ活動、委員会活動には共通点が多いことをまず伝えました。そして、働くときにはきまりを守ることが大切であること、労働基準法や最低賃金も紹介しました。

 また、将来働くときのために今から出来ることとして、挨拶の大切さも。子ども時代思っていた以上に、挨拶は大事だと実感しているのでそのことを伝えました。20年以上働いてみて感じたことが、少しでも子どもたちに伝わっていたらよいのですが。

 FP分野の方でも、金融経済教育が徐々に行われるようになってきています。これからも若い世代に色々なことを伝えていければと思いますし、自分も若い世代からいろんなことを感じ、教わっていきたいと思います。

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