定額給付金のオンライン申請に必要なものは?

マイナンバーカード、カードリーダライタ

新型コロナ対策の特別定額給付金(1人10万円)のオンライン申請が始まりました。自分は昨年マイナンバーカードを作ってあったので、GW中に申請できました。

 すべての市町村でオンライン申請ができるようにはなっていませんが、可能であれば郵送より早く手続きでき、早く支給されるメリットがあります。ただ、申請に必要なマイナンバーカード関係の手続きのために役所の窓口が混雑してしまうという残念な状況も報道されています。オンライン申請のために何が必要か、お伝えします。

オンライン申請に必要なものは?

 パソコンから申請する場合は

  1. マイナンバーカード
  2. マイナンバーカード読み取りに対応した、ICカードリーダライタまたはスマートフォン
  3. パソコン

が必要です。スマホからの申請であれば

  1. マイナンバーカード
  2. マイナンバーカード読み取りに対応した、スマートフォン

が必要になります。

マイナンバーカード

 まず、マイナンバーカードを持っていないとオンライン申請はできません。マイナンバーカードに記憶されている「電子証明書」はオンライン申請する際の本人確認として欠かせないもので、イメージ的には「本人であることを証明してくれるハンコ」のようなものです。

 マイナンバーカードとは、顔写真入りのプラスチックのカードです。マイナンバー導入時に送られてきた紙製の「マイナンバー通知カード」とは異なります。マイナンバーカードの発行申請をして、役所に受け取りに行くことで入手できます。交付率は今年4月1日時点で16%だそうなので、およそ6人に1人しか持っていない計算になります。

ICカードリーダライタ

 マイナンバーカードに記憶された電子証明書情報を読み取る機械です。自分が持っているのは差し込んで使う接触型ですが、お店で電子マネー支払いするときに使うような非接触型もあります。

 読み取り対応のスマートフォンを持っていれば代用することもできますし、そのスマートフォンにアプリを入れればマイナンバーカードとスマホだけでも申請が可能です。

マイナンバーカードのパスワード

 定額給付金のオンライン申請に必要な「モノ」は上記のとおりです。あとはマイナポータルというサイトにアクセスすればよいのですが、マイナンバーカードのパスワードを入力する必要があります。

 このパスワードが2種類あり、一定回数間違えると使えなくなってしまうため、間違えた人や忘れた人が役所に集まってしまったようです。今後もマイナンバーカードが使えるサービスは増えていく見込みなので、マイナンバーカードを作ったらメモするなどして、忘れないように注意が必要です。

マイナポータル

 今回初めて、「マイナポータル」にアクセスしました。ねんきんネットなど他の行政サービスを利用することも出来ます。またの機会にご紹介したいと思います。

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