近況と3回目の緊急事態宣言について
今頃になって4月最初の更新になってしまいました。2月頃から執筆系のお仕事の締切がずっと何かしらあって、先週は久しぶりのセミナー講師のためスライド作成など準備で、気持ち的にはずっと締切に終われている感じでした(そんな売れっ子ではないのだが)。気持ち的にもだんだん疲れてきたのか、短い記事を上げることもできず。しかし、昨日でそれも一区切り、有難いことに次の締切もありますがGW明けなので久しぶりに落ち着いた気分になっています。
東京では今日から3回目の緊急事態宣言が発令されました。「去年の緊急事態宣言はデパートとか休業してたんだっけ?」という感じで、記憶が曖昧になってきています。その辺りの記録に残ることはよいですが、気分とか雰囲気はもっとわからなくなりそうなので、ここ数カ月と今のコロナ関連の気分を書き残しておこうと思います(あくまでも東京に住む私とその周りの気分に過ぎませんが)。
これまでの経過
「いつ、何が発令されたか」も記憶が曖昧になるので、まずこれまでに東京(23区)に発令されたものを並べておきます。
- 2020年4月7日~5月25日 緊急事態宣言(1回目)
- 2021年1月7日~3月21日 緊急事態宣言(2回目)
- 2021年4月12日~4月24日? まん延防止等重点措置
- 2021年4月25日~5月11日(予定) 緊急事態宣言(3回目)
2回目の緊急事態宣言下の状況
年末からいわゆる第3波の感染が拡大し、東京では1日2千人を超える日も出て、年明け早々の1月7日から2度目の緊急事態宣言が発令されました。ただ、1回目のときのように広範に社会経済活動を止めるのではなく、原因になっている飲食店にターゲットが絞られていました。感染源になっているところを抑えるという点で必要な対策だったと思いますが、逆に「それ以外は今までどおりでよいんだ」という印象を与えてしまった感があります。
行事などをわざわざ開催するのはやめましょうという雰囲気はありましたが、通勤や買い物など日常生活に関わる部分では大きな変化がありませんでした。換気がされて、マスクをしていれば大丈夫という意識が広がっていたように感じます。昨年の1回目と比べて「緊急事態宣言だから控えよう」ということが飲み会以外では少なかった中、延長、再延長により3月中旬までダラダラ続いてしまった印象です。
宣言解除後
こんな状況だったので、3月21日に緊急事態宣言が解除されるとまたすぐに感染者が増加し始めます。関西での変異株の増加による感染拡大も相まって「まん延防止措置」が出ました。しかし、緊急事態宣言より弱い措置では「生活を変えないと」という意識は当然生まれませんでした。街の雰囲気を見ても、飲食店の時短・休業以外にはほとんど影響していないように感じました。
最初の頃の「まんぼう」という呼び名もよくなかったですね。公式な呼び名ではなかったにせよ。
そして3回目は?
そのような流れでの3回目の緊急事態宣言です。一部店舗の休業やイベントの無観客開催が要請され、「ゴールデンウィークは家にいてください」というメッセージは伝わっていますし、守る人も多いでしょう。しかし、平日の生活~仕事場に行って、仕事をする~まで変えることは求められていないように感じます(テレワーク7割とか出てはいますが)。これでどこまで感染拡大を抑えられるのか、正直疑問です。
人口の少ない大阪府の感染者が東京都を上回っている状況と重症者の若年化に変異株の怖さを感じていますが、今の対策や私たちの意識では爆発的な感染拡大を防げないのでは、と心配です。法律的にロックダウンができないことは承知していますが、それに近い対策が必要なのではないでしょうか・・・?