大きく変わる?労働基準法

 あっという間に1年も半分が過ぎ、7月になってしまいました。梅雨の時期ってこんなに暑かったかな・・・?と思う今日この頃です。冒頭の写真は、品川区の選挙ポスター掲示板です。都知事選挙の立候補者数が多すぎて掲示板の数が足りないと騒がれましたが、品川区や大田区ではこのくらいしか貼られていない掲示板が多いです。右側の6名(最大9名)分の掲示板を見て「足りない分を増設したんだ!」と思ったら、同じ日に行われる都議補選の掲示板でした。

 さてさて、先日以下の記事を目にしました(日経の記事なので登録していないと全文は読めません。すみません)。

  1日8時間労働、長いか短いか 77年間変わらぬルール(日本経済新聞)

 今年1月から、厚生労働省が月イチで開催している「労働基準関係法制研究会」で、労働基準法の定める法定労働時間(1日8時間)が議論になり、変わるかもしれないという記事です。

 労働基準法は戦後すぐの1947年に成立・施行された法律で、労働者保護の考え方は今でも尊重すべきと思いますが、さすがに時代の変化に対応できない部分が多すぎるように感じます。当時はテレワークもスマホもなかったので仕方ないですが、働き方も通信手段も大きく変わっていますからね。研修などで「これは労働時間になるんですか?」と聞かれて判断に迷うような(=法律上は労働時間に当たるとしか言えないけど、そこまで全部カウントしてたらやってられないような)事例は結構あります。

 会議のサイト↓に掲載されている資料を見ると、「労働者」とか「事業場」とか、“そもそも”の部分も議論されているようで、今後の展開に期待しています。

 労働基準関係法制研究会(厚生労働省サイト)

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