ねんきん定期便“スペシャル版”が届きました

ねんきん定期便(封書)

 私事ですが、今週誕生日を迎えます。甘党の私にとって、誕生日と言えばケーキです。近所のお気に入りのケーキ屋さんは、時間短縮しているものの営業しているので、今年も美味しく頂けそうです。

 そして、社労士&FP的には、誕生日と言えば「ねんきん定期便」です。今年は45歳の「節目の年」なので、A4の封筒に入った「スペシャル版」が届きました。基本的な活用法は以前書きましたので、今回は「スペシャル版」の違いや繰下げ受給について、書いておきます。

 以前の記事はこちらです→ねんきん定期便を活用しましょう

※ねんきん定期便は節目の年(35歳、45歳、59歳)は封書、それ以外の年はハガキが届きます。もちろん封書の方がハガキより情報が多いのですが、名前がないんですよね。味気ないし、「詳細版」とか「特大版」とかつけてはどうかと思うのですが・・・。この記事では「スペシャル版」と呼びます。

「スペシャル版」の内容は?

 50歳未満の場合、毎年ハガキで届くねんきん定期便には、個人ごとに異なる情報として以下の事項が記載されています。

 ①これまでの保険料納付額(累計額)
 ②これまでの年金加入期間
 ③これまでの加入実績に応じた年金額
 ④最近1年間の加入状況(保険料の納付状況、標準報酬月額・賞与額等)
 ⑤ねんきんネットへのアクセスキー

 今回届いた「スペシャル版」では、④の加入状況が加入以来すべて載っています。20歳以降ずっと加入していれば、12ヶ月×25年=300ヶ月分、毎月の納付状況や標準報酬月額まで(厚生年金の場合)。ただ、それ以外は同じでした。毎年届くハガキにも、必要な情報はほとんど載っているということです。

その他に、
 ①A4で字が大きい
 ②「見方ガイド」が同封されている
 ③間違いがあった場合の回答票と返信用封筒が同封されている
といった違いはあります。ねんきん定期便は、加入履歴を確認し間違いがあれば早く訂正しておくために始まったものです。返信用封筒も入っているので、間違いがあれば回答票を返送して、直しておきたいところです。

繰下げ受給のすすめ

 同封されていたA4両面の資料が、重要な点をわかりやすく説明しているな、と思ったのでご紹介します。まず、表面がこちらです。(紙が薄いので、透けてしまってすみません)

 少し解説しますと、老齢基礎年金・老齢厚生年金は60歳から70歳の間で自由に受取開始時期を決めることができます。64歳までに開始(繰上げ)すれば減額、66歳以降に開始(繰下げ)すれば増額され、増減された年金額が生涯支給されることになります(物価等の反映による多少の増減は別途あります)。

 生涯で受け取る年金の額は寿命次第なので、どちらが「得」かはその人が死ぬまでわかりません。ただ、老齢年金が終身の保険であり、いわゆる「長生きリスク」に備えるためのものと考えれば、年金がなくても生活できる間は繰り下げておいた方が得策と言えます。繰上げについての資料は封筒に入っていなかったので、年金機構も繰下げを勧めているように感じます。単に繰下げ受給者が圧倒的に少ない(※)からかもしれませんが。

(※)繰上げ受給者19.7%に対し、繰下げ受給者は1.5%しかいません(2017年度末時点の70歳の国民年金受給権者に占める割合。2019年10月18日社会保障審議会年金部会資料より)。

年金のしくみ

 裏面はこちらです。

 図の部分はよいと思いますが、年金制度についてほとんど知識がない人のためには、さらに基礎的な情報(「勤め人が入るのが厚生年金」とか)が必要ではとは思いました。10年前、前回の「スペシャル版」を当時の自分はおそらく理解できていなかった・・・。

おまけ

 前回の記事と同じになってしまいますが、ねんきんネットにまだアクセスしたことがありません!新しいアクセスキーも届きましたし、今度こそ見てみます。

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