新型コロナに関連して

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、全小学校への休校が要請されました。私の子どもの通う小学校も3月2日から休みとなります。北海道は「緊急事態宣言」を発表しましたが、日本中が非常事態と言ってよいでしょう。非常時は平時と違う判断が必要になることもありますが、まずは正しい情報を得て落ち着いて行動したいものです。今日は働き方と投資について、1つずつ。

通勤地獄からの解放を

 新型コロナの感染拡大に伴い、在宅勤務などのテレワークを実施する会社も増えています。自分は以前の記事でも、通勤ラッシュからの解放には心身のメリットが大きいと書きました。
通勤ラッシュから「解放」される効果

 在宅勤務には会社も社員も否定的な人が一定数いますが、今回多くの人が本格的に在宅勤務を経験することで、利用拡大につながるのではないかと思います。「家では集中できない」という人も、急いでやらなきゃいけない仕事があれば在宅でもきちんと出来ることがわかると思います。裏を返せば、会社にいても急ぎの仕事がなければダラダラしてますよね?ということです。

 自分の会社員時代の在宅勤務経験では、最も不便を感じたのは上司や同僚など机を並べている人とのコミュニケーションの不便さでした。しかし、誰もが在宅になれば解決策も見出されていくことでしょう。これを機に在宅勤務のメリット・デメリットが整理され、毎日の通勤地獄から解放される会社員が増えることを期待します。

積立を止めるな

 株価が世界的に下がっていますね。これだけ新型コロナが流行してしまえば一時的に経済への影響は避けられず、やむを得ないところです。私は長期分散積立投資が資産形成には有効だと思っており、自分でも行っています。

 長期分散積立投資を行う上で最も大切なことは、止めないことです。今のような株価の急落があると、不安になって積立を止めたり、今持っている資産を売りたくなったりします。私も「うわぁ・・・」と思ってます。でも、売ってはダメです。「100年に1度」と言われたリーマンショックの後でさえ、数年で株価は戻りました。

 もう1度書きますが、長期的な資産形成を行っているのであれば、急落時に資産を売ったり積立を止めたりしてはいけません。人類の未来を信じて、じっと我慢です。