ごみの収集あれこれ
環境問題に特別関心が高いわけでもないのですが、先日、同じ日にまったく違う場所でそれぞれゴミの収集が話題になりました。
プラを分けるか分けないか
食品などの包装資材で「プラ」マーク(冒頭の写真参照)がついているものの回収方法は、自治体によって異なります。資源ごみとして回収してプラスチックに再生している自治体もあれば、燃えるごみとして回収して燃やしている自治体もあります。23区内のある区ではこれまで燃えるごみだったのを資源ごみとして回収することになったそうです(4月から)。
どちらの集め方になるかは焼却炉の性能によると聞いたことがあり、それなら徐々に燃えるゴミになっていくのかなと思っていたので少々意外な気がしました。資源回収のための分別・選別には労力がかかるので、個人的には、「回収して再生・再利用できる資源は何が何でも回収」ではなく、「燃やして熱として回収」があってもよいと思います。私も以前「プラ」を分ける自治体に住んでいたことがありますが、分ける手間・別々に出す手間は結構なものでした。
ごみを夜回収する自治体がある
ゴミ収集車と言えば朝のイメージが強く、昼過ぎに集積所にごみが残っていると「まだ来ていないのか」と感じてしまいます。しかしながら、知り合いの住んでいる関東のある自治体では夜集めているそうで、「22時までにゴミ出さないといけないから」と言って、すごくお酒好きな方なのに早めに帰られていました。
その話を聞いて最初に思ったのは、「22時までに出せばよいということは、収集自体は22時を過ぎても行っているはず。22時以降は深夜業に該当して25%以上賃金を割増しなければならないので、収集にかかるコストが上がっているのでは?」という(社労士っぽい)感想でした。朝より夜の方が渋滞は少ないので、その辺りのメリットで補えるのかもしれません。
もう一つ、こちらは改めて感じたことですが、マンションの便利さです。私の住んでいるマンションでは毎日いつでもマンションのごみ置き場にごみを出せます。そして、マンションの清掃員の方が収集の日に出してくれます。自分が常にごみ出しをしているわけではないですが、「今日はごみの日だから急いで出さないと」というプレッシャーから解放され、たまにやってしまう「もう収集車行っちゃってた」の後の何とも言えない気持ちを味わわずにすみます。
「戸建てかマンションか」は住宅選びの一つのテーマです。この「いつでもごみを出せる」はマンション居住の大きなメリットとしてもう少し認識されてもよいように思います。清掃員の方は集められた管理費から雇われているので、お金を支払ってそういう諸々から解放されているということでもありますが。ということで、こちらはFPっぽい話でした(?)