円高でも変わらず積立

 日銀が追加利上げ(政策金利を0.25%に)を決定、為替レートはさらに円高傾向となり今日夕方時点では1ドル150円台となっています。今月半ばは160円を超えていたので、急激な変化と言ってもよいでしょう。

 積立投資で外国株式や外国債券を含む投資信託(為替ヘッジのないもの)を購入していると、運用成績には為替レートも影響してきます。例えば、1ドル160円の時に購入した投資信託は、1ドル150円になればそれだけで6.25%のマイナス要因です。(もちろん、最終的には株など投資信託の「中身」の価格次第ではあります)

 日本は今後も利上げを行うことが予測され、アメリカは逆に利下げが見込まれています。教科書的には円高に動くと予想されますが、実際にどうなるかはわかりません。「円高になりそうだから、外貨建ての投資信託の積立を減らそうか」と考えるのはよくありません。積立投資は、短期的な為替、株価等の動きに惑わされずに続けていくことが大切です。(いつも同じ話ですみません)