「預金保護」のおさらい
今月はアメリカの銀行2行が破綻するというニュースがありました。世界的な金融不安につながる可能性がないわけではありませんが、こういったニュースに一喜一憂して積立投資の額を変えないことが大事です(いつも同じですみません)。
最低限の生活資金、非常資金はいつでも下ろせる普通預金や定期預金として持っておくべきです。日本の金融機関(銀行等)が破綻した場合、普通預金や定期預金などは預金保険制度によって元本1千万円とその利息まで、全額保護されます。預金保険制度については、とても丁寧な記事が日経新聞のサイトにあったのでリンクを貼っておきます。
銀行破綻、日本で起きたら? 知っておきたいペイオフ(日本経済新聞サイト)
日本でも破綻するかも、という情報は耳にしていませんが、気になる方で1千万円以上の預金を同じ金融機関に預けている方は、他の金融機関に分散することも検討するとよいでしょう。また、現金化に少し手間はかかりますが利率の面で個人向け国債もおすすめです。
利率も大切ですが、安全性も大切です。いかに増やすかより、いかに減らさないかを考えることの重要性は、投資にもつながるところです。