市場にいることが大事
今月は株価も為替も動きが激しかったですね。
日経平均株価は、9月中旬には2万9千円台に迫っていましたが、その後は下落が続き2万6千円割れ(25,937.21円)で9月を終えることになりました。半月で9.3%も下落したことになりますが、こういうときに嫌になって投資信託や株式を売らないことです。長期投資なら、市場に居続けることが大事(=投資信託や株式を保有し続ける)です。
円安も止まりません。9月は1ドル140円台が続き、145円に迫ろうかという勢いです。久方ぶりの政府の介入もありました。外国株式や外国債券に投資する投資信託(為替ヘッジなしのもの)を保有していれば、資産の一部を外貨建てで持っていることになるので、現在のような円安時にはプラスにはたらきます。円安は物価高の一因ですが、資産を増やしてくれる効果もある、となれば投資をしていてよかったと思えるのではないでしょうか。
投資は、「儲かった」「損した」よりも、余剰資金の置き場として「まあ、これでいいや」と思えることが大事だと思っています。市場の動きが激しくて、海外で戦争も続いている中で、少しでも「これでいい」「こうしててよかった」と思えるのは、心の安定にもつながるのではないでしょうか。